伝説はここから始まる!! THE LAST ROCKSTARS Live Debut 2023 東京公演 感想

9 min
有明アリーナ

maru

ラルクファン:通称ドエル歴13年。
初めて参加したライブは2015年「L`Arc~en~Ciel LIVE 2015 L`ArCASINO」です。
主にラルク関連の話題を中心とした記事を投稿しています。

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THE LAST ROCKSTARS Live Debut 2023 東京公演 感想について

先日、日本公演となる東京・有明アリーナ公演と東京ガーデンシアター公演の計4公演を終えたTHE LAST ROCKSTARS。

レジェンド達によるまさに夢の饗宴!!

伝説の幕開けとなったデビューライブから1/27 有明アリーナ公演の感想をお伝えします!

THE LAST ROCKSTARS Live Debut 2023 Tokyo – NewYork – LosAngels
公演概要

私はWOWOWでも生放送された1/27の有明アリーナ公演に参加してきました!

今回のデビューライブは、新型コロナウイルスのコンサート制限緩和が適用されたものとなっていました。

緩和内容は、マスク着用での声出し・歌唱の解禁です!

実に3年ぶりとなる声出しライブに始まる前から感慨深い思いでした。

開場までの様子

会場周辺には大勢のファンが集まり、待望のデビューライブを心待ちにしていました。

私自身、普段はラルクやHYDEソロのライブに参加しています。

X JAPANにLUNA SEA、MIYAVIファンといったいつもとは違うファン層が一挙に集まる光景が非常に新鮮でしたね!

会場にはフォトスポットも設けられ、大勢の人だかりが出来ていました!

か、かっこいい~!!

こういうフォトスポットがあるとやはりファンとしては嬉しいですね!

メンバーと同じポーズを取る方もいて、このメンバーのファンなのかな?と撮影前に思わされました。

ファンによって個性が出るものだな~と改めて思います。

開演までの様子

1/27 有明アリーナ公演は18時開場の公演でした。

コロナ対策もあり、最近はブロック毎に時間を分けて入場していたので一斉に会場に入るのも随分と久しぶりです!

さあ! いよいよデビューライブ! 思い切り楽しむぞ~と意気込んで入場しました!

いざ会場内に入るとロビーには大勢の人が!!

何事?と思っていると30分前の時点でロビー開場(会場内には入れない)とのこと。

な…なんだって!?

会場の中からは楽器の音が聴こえてきます!
恐らくはリハーサルの最終調整中?だったのでしょうか?

やはりレジェンド達によるアベンジャーズバンド!
それなりにライブに参加してきましたが、ここまで何が起こるか分からないライブも初めてです(笑)

会場内に入り、記念も込めてステージの写真をパシャリ!
今回のデビューライブは、ライブの撮影もOKという何とも太っ腹な公演です!

写真を撮った時点で開演の19時は過ぎていたので気長に待つことに決めました(笑)

開演時間から約40分程経過した頃、場内が暗転!

ライブの幕が上がりました!!

THE LAST ROCKSTARS Live Debut 2023 Tokyo – NewYork – LosAngels
公演内容

デビューライブまでにリリースされた曲はデビューシングル「THE LAST ROCKSTARS(PARIS MIX)」の1曲だけ。

そんな前代未聞の状況の中で迎えた今回のデビューライブ。

率直な感想は、誰が何と言おうとこのバンドは最強のバンドだと強く感じました。

想像を遥かに超える新曲の数々! 圧倒的な個性と技術!

日本ロック界レジェンド達の圧倒的熱量と想いを体感しました!!

セットリストと感想についてお伝えしていきます。

1/27 東京・有明アリーナ公演 セットリスト

1.THE LAST ROCKSTARS

2.6 or 9

3.Messiah

4.Here`s The Love(新曲)

5.Beneath The Skin

6.SUZIZO MIYAVI セッション

7.SUGIZO バイオリンソロ

8.Folly

9.Hallelujah(新曲)

10.YOSHIKI ドラムソロ

11.YOSHIKI ピアノソロ 白鳥の湖~紅

12.Born To Be Free

13.HONEY

14.Up And Down(新曲)

15.Bang!

16.Red Swan

17.PSYCHO LOVE

EN
18.SHINE(新曲)

19.Glamorous Sky

20.THE LAST ROCKSTARS

1/27 東京・有明アリーナ公演 楽曲の感想

1.THE LAST ROCKSTARS
場内が暗転し、近未来的なAI?が語り掛ける映像が流れます。

各メンバーの名前を呼び、THE LAST ROCKSTARSという言葉とともにメンバーがステージに現れました!

やはり最初の曲は、デビューシングルのこの楽曲でした!
ダンサンブルな曲調に会場の熱気も一気に高まります!

2.6 or 9
これから新曲が3曲続きますというHYDEの言葉とともにまず披露されたのはこちらの楽曲!

昨年の対バンツアー「HYDE LIVE 2022 RUMBLE FISH」にて初披露されました。

未だ音源化はされていないこちらの曲。

リハーサルの動画から演奏されることは示唆されていましたが、まさかの2曲目とは驚きです!

HYDEとしてのリリースか、THE LAST ROCKSTARSの楽曲になるのか?

今後に注目です!

3.Messiah
サビでのHYDEの裏声がたまらない楽曲です。

こちらもダンサンブルなロックナンバー!
激しいロックサウンドにボルテージが高まります!!

原曲はSUGIZOのソロ曲「Messiah」です。

いわゆるインスト曲ですが、この曲に歌のメロディーと歌詞を付けてアレンジされました!

MIYAVIのコーラスもシャウトが最高でしたね!!

4.Here`s The Love

THE LAST ROCKSTARS 新曲その①

前の2曲の流れを経て放たれるヘヴィなサウンドに心を撃ち抜かれます!

サビで繰り返される「Here`s The Love」というフレーズがかっこいいですね!

正直、開演まではどういう方向性のライブになるのかまったく予想がつきませんでした。

ただ、続けて放たれた3曲を聴いて、想像していた以上にロックでヘヴィなライブになると感じ胸が高まりましたね!!

5.Beneath The Skin
MCを挟んでX JAPANでも披露している楽曲という紹介とともに演奏されました。

原曲は、GACKT、YOSHIKI、SUGIZO、MIYAVIによる伝説のバンド「SKIN」の楽曲です。

美しいメロディと激しいサウンドが融合した時代を感じさせない名曲といえます!

長年ライブのみの披露で音源化はされて来なかった幻の曲です。

THE LAST ROCKSTARSでもライブだけでの演奏になるかもしれません。

ただ、待望の音源化も見てみたいところですね!

6.SUGIZO MIYAVI セッション
YOSHIKIとHYDEがステージを後にして、THE LAST ROCKSTARSのギター2人によるセッションが行われました。

SUGIZOとMIYAVIの演奏を見るのは今回が初めてですが、本当に圧倒されました…!!

圧倒的な速弾きと演奏力!!

世界で活躍するギタリスト2名の確かな実力を感じさせられました!

7.SUGIZO バイオリンソロ
セッションを終え、ステージを後にする2人。

しばらくすると、SUGIZOが戻ってきました。
その腕に持っているのはバイオリン!!

LUNA SEA・X JAPANのギタリストであるSUGIZOは、バイオリンにも精通する音楽家です。

彼のもう1つの武器であるバイオリン演奏をこの目で見られるとは!

本当に贅沢な体験だなと思いました!!

奏でられる美しい旋律に思わず聴き惚れます…。

バイオリン演奏の中、HYDEがステージに登場。
そのまま次の楽曲へと流れ込みました。

8.Folly
HYDEとSUGIZOのバイオリン演奏で披露された楽曲です。

暗く深い海の中をゆっくりと漂うような印象を受けました。

こちらもSUGIZOソロの楽曲「Folly」に歌のメロディーと歌詞を付けたものになります。

ライブ後に原曲を聴いてみましたが、かなり大きくアレンジをされていると感じました。

ダークで妖艶な雰囲気がHYDEにぴったりで個人的にはかなりお気に入りの楽曲です!!

歌い方もソロ活動時のいわゆる静のモード「ROENTGEN」とラルクの表現が混じったような感覚でした。

また、リハーサル映像で流れていたメガホンはこの楽曲で使用されました!

てっきりSlipknotのカバー「DUALITY」かHYDEソロの楽曲「SICK」やVAMPS曲「INSIDE OF ME」が候補と考えていました。

まさかのタイミングで完全に予想外でした!

演奏終わりのSUGIZOがキスする仕草も色気に溢れていましたね!!

9.Hallelujah
THE LAST ROCKSTARS 新曲その②
ステージに再びMIYAVIが姿を現し、HYDEとSUGIZOの3人で演奏されました!

どことなく宇宙を感じさせる雰囲気が魅力的な楽曲です。

恐らく原曲はSUGIZOが作ったのではないかと思います。

SF的な世界観が素敵ですね!

こういった浮遊感のある楽曲でのHYDEの表現も本当に素晴らしいなと思います。

10.YOSHIKI ドラムソロ
ステージが暗転して光に照らされたYOSHIKIだけが姿を現しました。

やはり日本ロック界の頂点に君臨する方なので、オーラと存在感、あふれ出るカリスマ性が痺れました!

ドラムに腰掛け、パフォーマンスを始めるYOSHIKI。

率直な感想を言うと、天才というのはこういう方のことなんだろうなと強く感じました。

目にも止まらぬ勢いで切り替わるレーザーと圧倒的なドラムパフォーマンス!

長い間ドラムを叩いていなかったとは到底思えませんでした…!
まだまだ現役最前線のロックスターの姿がそこにはありました!

レーザー演出はYOSHIKIのスタッフ?の方が担当されているのでしょうか?
ドラムさばきに合わせた正確なレーザーの動きにもスタッフの技量が感じられました。

11.YOSHIKI ピアノソロ 白鳥の湖~紅
ドラムパフォーマンスを終え、流れるようにピアノの前に座るYOSHIKI。
演奏されたのは、クラシックの名曲「白鳥の湖」です。

奏でられた繊細で優しいピアノの旋律に酔いしれました!

激しいドラムの後に一気にスイッチを切り替えられる集中力と表現力に圧倒されます…!!

白鳥の湖の演奏から流れるように、X JAPANの名曲「紅」ピアノ verへと続きます。

まさか「紅」が聴けるとは思っていなかったので驚きです…!

「紅」の歌詞がスクリーンに流れ、観客に歌唱を促すYOSHIKI。

やはりX JAPANは偉大なバンドだなと改めて感じさせられました。

12.Born To Be Free
「紅」の後に続くピアノの旋律。聴き覚えのあるメロディです。
もしかして…と思っていた次の瞬間、激しいイントロが流れ始めました。

2015年に発売された現時点のX JAPANによる最新の楽曲です。
美しいメロディと激しいロックが融合した音楽は、まさにX JAPANの真骨頂!

個人的に好きな楽曲なので演奏されたのは嬉しかったですね!

THE LAST ROCKSTARS ver は原曲よりもキーを下げたアレンジで披露されました。

よりヘヴィ感が増して聴こえたので、このアレンジも素敵だなと思いましたね!

原曲は本当に素晴らしいですが、HYDEが歌う「Born To be Free」もめちゃくちゃかっこよかったです!!!

ロックな歌声とラスサビ前の語り掛けるような優しい歌い方に虜になりました!

13.HONEY
勢いそのままL`Arc~en~Cielの代表曲「HONEY」へと流れ込みます!
「きた!」と想い、マラカスライトをすぐに黄色に変えました!

同じように色を変える会場を見て、ドエルの気配を感じましたね(笑)

HYDEソロでもセルフカバーされていますが、そのverとも異なるEDM調のアレンジがされていました!

長い間聴いている曲ですが、また新たな一面を垣間見た気がしましたね!

14.Up And Down
THE LAST ROCKSTARS新曲その③
思わず踊り出してしまうようなアップテンポな楽曲でした!

原曲はMIYAVIっぽい気もしますが果たして…?

終盤の盛り上げ曲の位置になりそうな楽曲です!
今後曲を覚えて歌詞を一緒に歌う時に非常に盛り上がるだろうなと!

15.Bang!
こちらはMIYAVIの楽曲「Bang!」のカバーです。
キーをアレンジして披露されました!

アップテンポでノリの良い楽曲なので、テンションが上がります!!

未来へ向かうような前向きな曲なので、いい曲だな~と純粋に感じました!

今後オリジナル曲が増えてからも聴きたいなと思いますね!

16.Red Swan
MCを挟み、血だらけの翼で飛び立つ俺たちを想像してほしいと披露されました。

確実に演奏されると踏んでいましたが、改めて良い曲だなと感じます。

音源化以降、ピアノverやオーケストラverで演奏されてきましたが、バンドverもかっこいいですね!

今後も定番曲として変わらずに演奏されて欲しいなと思います!

17.PSYCHO LOVE
THE LAST ROCKSTARS新曲その④
デビュー記者会見の際に「THE LAST ROCKSTARS」とともにティザー映像が公開された楽曲です。

音源化はまだなので、フルverでのお披露目は今回が初めてとなります。

まさにHYDEの魅力が存分に溢れた楽曲だと感じました!
個人的にめちゃくちゃ好きな曲です!!

HYDEソロの楽曲「KISS OF DEATH」にEDM色を強めてよりヘヴィにしたような印象を受けました!

海外公演を終えた後、音源化される可能性が高いのではないかと思います。

この曲でライブ本編が終了したのが、本当に痺れました!

早く音源が聴きたいですね!!

EN
18.SHINE
THE LAST ROCKSTARS新曲その⑤
ライブ数日前に急遽ティザー映像が公開されました。

YOSHIKIがバラードもあったほうがいいと考え、作成した楽曲です。

光を探すのではなく、自身が光を灯すという願いが込められた優しいバラードです!

スマホやマラカスライトの光とともに会場に流れる観客の歌声。

ああ、ようやくここまで帰ってきたんだな…とジーンとしてしまいましたね。

19.Glamorous Sky
SHINEでしっとりした会場の余韻をぶち壊すと演奏されました(笑)
HYDEソロの代表曲の1つです! こちらもEDM調にアレンジされていました。

この曲が来るとやはり盛り上がります!
ラストに向けて会場の熱気が高まっていきました!!

20.THE LAST ROCKSTARS
最後の曲は「THE LAST ROCKSTARS」でした。

最初と最後に同じ曲をするという構成もいいですね!

実際に聴くと想像以上にライブ映えする楽曲だなとおもいます!
ラスサビでは、スクリーンに歌詞が流れて観客の歌声が会場に響きました。

この1曲だけがリリースされたなかで行われた今回のライブ。

想像以上の新曲の数々と圧倒的なライブパフォーマンス!

これだけのメンバーが集まっただけでも話題性としては十分だと思います。

ただ、そこに留まらないものを今回のデビューライブで見せつけられました!

日本ロック界の至宝が集結して、本気で世界を取るんだという決意が感じられるライブだったと思います!

THE LAST ROCKSTARS Live Debut 2023 東京公演 感想 まとめ

始まってみるとあっという間に時間が過ぎ去ったライブでした。

まさに可能性に溢れた最強のバンドだと思います。

このバンドが目指す道がどこに行きつくのか見てみたい!
そう思わされるデビューライブでした!!

この圧倒的クオリティのバンドで培ったものが母体バンドやソロ活動に戻った時、また新しい景色が見えてくることを確信させられました!!

まずは海外公演の反応、さらなる今後の活動に期待したいところです!




maru

ラルクファン:通称ドエル歴13年。
初めて参加したライブは2015年「L`Arc~en~Ciel LIVE 2015 L`ArCASINO」です。
主にラルク関連の話題を中心とした記事を投稿しています。

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