これは集大成ではなく序章! OFFICIAL HIGE DANDISM LIVE at STADIUM 大阪公演 感想

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OFFICIAL HIGE DANDISM LIVE at STADIUM 大阪公演

maru

ラルクファン:通称ドエル歴13年。
初めて参加したライブは2015年「L`Arc~en~Ciel LIVE 2015 L`ArCASINO」です。
主にラルク関連の話題を中心とした記事を投稿しています。

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OFFICIAL HIGE DANDISM LIVE at STADIUM 大阪公演 感想

5/31.6/1の2日間、日産スタジアムでの公演を行うヒゲダン。

始まったばかりと思っていたスタジアムツアーもいよいよラスト。

寂しさを感じます。

ヒゲダンにとって初のスタジアム公演となった今回のライブ。

この歴史的瞬間に立ち会いたいと私も参加しました!

今回は「OFFICIAL HIGE DANDISM LIVE at STADIUM」大阪公演の感想をお伝えします。

OFFICIAL HIGE DANDISM LIVE at STADIUM
セットリスト

私は5/18の大阪・ヤンマースタジアム長居公演2日目に参加しました。

私自身、ヒゲダンのライブに参加するのは今回が初めてでした。

初のヒゲダンライブをスタジアムで感じられるということもあり、期待に胸を膨らませていました。

「OFFICIAL HIGE DANDISM LIVE at STADIUM」のセトリ予想はこちらから。

 

ヒゲダン初のスタジアムはどんなライブとなったのか?

セットリストは以下の通りです。

5/18 大阪・ヤンマースタジアム長居公演 セットリスト

1.Same Blue

2.Universe

3.ミックスナッツ

4.パラボラ

5.Laughter

6.115万キロのフィルム

7.Pretender

8.イエスタデイ

9.Subtitle

10.FIRE GROUND

11.ブラザーズ

12.ノーダウト

13.Cry Baby

14.ホワイトノイズ

15.宿命

16.TATTOO

17.Chessboard

18.50%

アンコール

19.I LOVE…

20.異端なスター

21.SOULSOUP

22.Stand By You

OFFICIAL HIGE DANDISM LIVE at STADIUM 大阪公演 感想

両日の雨予報を覆し行われた大阪公演。

眼前に広がる大空と55,000人の大観衆。これぞまさにスタジアムライブの醍醐味です。

開場中BGMとして流れる洋楽。ある楽曲で一気に拍手の音が大きくなります。

My Chemical Romanceの「Welcome to the black parede」。ヒゲダンのライブ開演直前に流れる楽曲です。

これまでヒゲダンライブに参加してきた方にはおなじみの流れだったわけですね。

スクリーンに映し出されるメンバーたち。ステージ上に現れる彼らに大歓声が巻き起こりました。

楽曲の感想

1.Same Blue

「OFFICIAL HIGE DANDISM LIVE at STADIUM」1曲目を飾ったのは「Same Blue」でした。

大空の下で響きわたる爽やかなイントロ。

スタジアムライブの幕開けにピッタリです。

なかなかリズムに乗って腕を振るのが難しいな~と思っていましたが、変拍子の曲だったんですね。

どうりで難しいわけです。

複雑なリズムの曲をキャッチーに仕上げるヒゲダンのアレンジ力の素晴らしさも感じますね。

2.Universe

軽やかなイントロの音とともに2曲目「Universe」へ。

実際にライブを見てみるとボーカル・藤原さんの歌声がCDよりもさらに優しく感じられます。

この曲も野外が映える曲だなと。

大空に藤原さんの伸びやかな歌声が響いていく光景は心地よかったです。

3.ミックスナッツ

序盤に演奏と予想していた「ミックスナッツ」。3曲目での披露となりました。

明るいメロディに気分もより高まります。

ライブでは2番Aメロでベースのならちゃんさんが歌詞に合わせてピーナッツポーズを取るのがお決まりとなっています。

スタジアムでは動きに合わせアリーナ・スタンドで大量にピーナッツポーズを取る人が!

その景色にほっこりしました。

4.パラボラ

この曲も野外が似合いますね!

スクリーンに歌詞が映し出されていたのが印象的でした。

少しだけ新しい自分に会いに行けるような背中を押してくれる空気感が素敵だなと。

5.Laughter

「OFFICIAL HIGE DANDISM LIVE at STADIUM」個人的ハイライトその①

スタジアムが特に映えるだろうと感じていた曲の1つ。

「パラボラ」からの流れがいいですね。

スクリーンには砂漠の映像が映し出されています。

映像に合わせてメンバーの映像もセピア調になっていました。

Cメロの歌詞で映像のなかでは大雨が降り注ぎます。

雨が上がり、砂漠には一面を覆うほどの草花が!

藤原さんの力強い歌唱が印象的だった「Laughter」。

どんな大雨にさらされようといつかかならず花が芽吹く。

そのために羽ばたく力を与えてくれるような力強い歌唱が印象的でした。

6.115万キロのフィルム

ライブアレンジがかなり加えられていたのでテンションが上がりましたね!

アレンジのたびに歓声が巻き起こっていました。

元から良い曲だと思っていましたが、実際に聴いてみると素晴らしいなと。

大切な人と数えきれないくらいの思い出を作りたいという気持ちを115万キロというワードで表現するのが最高ですね!!

7.Pretender

ここできました「Pretender」です。

紛れもないヒゲダンの代表曲。

バンドで最も有名な楽曲をこの位置で演奏できるのがヒゲダンというバンドの実力を表しているなと。

ラスサビでのライブアレンジも生で聴けてうれしかったですね。

8.イエスタデイ

ステージ前方で無数の噴水が出る演出が印象的でした。

まるでウォーターショーを見ているようでしたね…。

曲の世界感ともマッチして幻想的な雰囲気を生み出していました。

アウトロでアレンジが加えられ、悲しげなピアノの音が鳴り響きます。

高く舞い上がる噴水。その噴水が徐々になくなっていき、次の曲が始まりました。

9.Subtitle

ステージに映し出される氷の結晶の映像。

楽曲の主人公の真っすぐな気持ちが伝わってくる感情のこもった歌唱でした。

ライブで聴く「Subtitle」はいいですね。

スクリーン上の映像があるからこそ氷を解かすほどの熱い思いがより強く感じられます。

10.FIRE GROUND

「OFFICIAL HIGE DANDISM LIVE at STADIUM」個人的ハイライトその②

待ってました「FIRE GROUND」!

ライブ定番曲で聴きたいと思っていた楽曲なのでうれしいです。

この楽曲で楽器隊のバンドセッションが行われました。

この演奏が本当にしびれましたね…。

会場全体に響き渡るような力強いドラムを披露するちゃんまつさん。

ギターヒーローの愛称で親しまれ、速弾きも織り交ぜた華のあるギターを奏でる大輔さん。

温かくしっかりとしたベースラインでサウンドの土台となり支えるならちゃんさん。

なんて心地よいサウンドだろうと。いつまでも聴いていたいと思いましたね。

「FIRE GROUND」から入場時に配布されたライトリストバンドが点灯。

スタジアムが赤く染まります。

こぶしを突き上げるよう促す藤原さん。

コール&レスポンスも響き渡ります。ここから会場のボルテージがさらに加速していきます。

11.ブラザーズ

これはうれしい選曲!

今回はセトリから外れていると予想していました。

「Stand By You」と同じくファンクラブ名になっている楽曲。

初のスタジアムライブで聴けるのはぐっときますね。

サビで両手を左右に振るのがめちゃくちゃ楽しかったです!

12.ノーダウト

最高のタイミングで「ノーダウト」がきました。

サポートメンバーともに奏でられるジャズサウンドが心地いいです。

ならちゃんさんもこの曲でサックスを披露していました。

コール&レスポンスも大盛り上がりでした!

13.Cry Baby

大盛り上がりの流れのなか、空気感が一気に変わる重たいロックサウンドが奏でられます。

ここできました「Cry Baby」。

あたりもすっかり真っ暗になりました。この曲の雰囲気にあった時間になってきたなと。

藤原さんの力強く響き渡るロングトーンが非常に印象的でした。

2番サビ後に稲妻のような映像が流れる演出もしびれましたね!

14.ホワイトノイズ

「Cry Baby」から続けて演奏するんじゃないかと予想していました。

この流れはテンションが上がりますね!

いきなりサビのフレーズを歌い始めるというライブアレンジを披露。

曲では藤原さんが一部ドラムも披露していました。

楽曲に合わせてメンバーの姿が白いノイズに包まれるという演出がありました。

非常にクールでしたね!

15.宿命

やっぱりヒゲダンのライブは宿命がないとですね!

ライブ後半での披露となりました。

会場の熱気も最高潮に高まり、一体感が素晴らしかったです。

背中を押してくれる藤原さんの力強く優しい歌声が胸に刺さりました。

16.TATTOO

この楽曲の前でMCが入りました。

ファンへの感謝とともに自身の記憶を消し去る何かに見舞われたとしても決して今日のことは忘れたくないと語る藤原さん。

今日のことをより深く刻み込むためにと「TATTOO」が披露されました。

スクリーン上にメンバーが車に乗っているアニメーションが出る演出がよかったですね!

これからも彼らの旅は続いていくんだなと。

17.Chessboard

「OFFICIAL HIGE DANDISM LIVE at STADIUM」個人的ハイライトその③

こうして日本を代表するバンドになる前の昔話をする藤原さん。

会社員時代、藤原さんの仕事終わりに何時間もかけて近くのスタジオまで駆けつけてくれたメンバー。

そんな大変なことをこの3人は笑ってしてくれたと話し感謝を伝えていました。

ヒゲダンは本当にメンバー同士の温かい空気感というか信頼を強く感じますね。

本当に良い雰囲気のバンドだなと。

この昔話を経て「Chessboard」が披露されました。

めちゃくちゃぐっときてしまい涙ぐんでいました。

私たちの世界を盤上と表したこの曲。

ヒゲダンのメンバー同士が盤上でめぐり逢い、苦難を乗り越えバンド活動を続けてきたこと。

そして今このスタジアムという偉業を成し遂げていること。

本当にすごいことです。

ヤンマースタジアムに集まった55,000人が偉業を目撃していること。

これも盤上の小さな1マスで起こっている奇跡に他ならないです。

曲はCメロに突入。ライトリストバンドが一気に緑に変わります。

スタジアムを照らす美しい緑色。

鮮やかな光と大合唱がヤンマースタジアム長居を彩っていました。

18.50%

「OFFICIAL HIGE DANDISM LIVE at STADIUM」本編ラストの曲は「50%」でした。

今回最もコール&レスポンスを楽しみにしていた曲がここできました!

スタジアムに響き渡る大合唱。

最高の時間でしたね。

「100%」じゃなくて「50%」でいいというのがヒゲダンの優しさを感じますね。

銀テープも飛び出し本編終了。

アンコールへと続きます。

アンコール

19.I LOVE…

「OFFICIAL HIGE DANDISM LIVE at STADIUM」個人的ハイライトその④

スクリーン上に映されるメンバーの映像。

そこには過去のライブ映像やライブ準備を行っているメンバーの姿が。

ほどなくして大輔さんが静かにギターの音を奏で始めます。

まるで波のようなゆるやかで心地よいギターの音色。

光に照らされ、ボーカルの藤原さんが歌詞を紡ぎ出します。

披露されたのは「I LOVE…」。

アコースティックverという表現が正しいかは分かりませんが、静かで穏やかにアレンジされ奏でられました。

大ヒット曲で何回も聴いたはずなのに全く知らない曲を聴いているような感覚でした。

本当に素晴らしいアレンジでした。

穏やかな音色とゆっくり丁寧に歌詞を紡ぐように放たれる歌声。

まるで大切な思い出をゆっくりと振り返りながら愛を伝えているような印象を受けました。

藤原さんが本来ならばサビ終わりの部分で「I LOVE…」というフレーズを何度も繰り返します。

高まる大きな愛が感じられるようで最高の表現でしたね。

20.異端なスター

小さなライブハウスで披露していた曲をスタジアムでも演奏したいと「異端なスター」へ。

楽曲投票の際には上位にランクインするファン人気の高い楽曲。

昔の楽曲が大きい会場で披露されるとより熟成されるような感覚があります。

この曲も非常に印象的でしたね。

ままならない日々のなかで一歩だけ踏み出す力をくれるような楽曲ではないかと。

ヒゲダンの真骨頂が感じられる曲じゃないかと思いますね。

21.SOULSOUP

アンコールでついに「SOULSOUP」がやってきました。

人生の苦難も含めたさまざまなことをスープに例えた楽曲。

コール&レスポンスでスタジアムは湧き上がります。

こんなにキーの高い楽曲でも難なくこなせるヒゲダンファンはすごいですね…!

藤原さんのロングトーンも圧巻でした。

22.Stand By You

「OFFICIAL HIGE DANDISM LIVE at STADIUM」最後の曲は「Stand By You」でした。

この曲を最後に持ってきてくれるというのがヒゲダンからの思いを感じますね。

MCのたびにファンへの感謝を口にしていたヒゲダン。

ずっとファンだった人もスタジアムで初めてライブに来た人も全ての人たちがいたから今につながっていると。

自分たちの音楽を聴いてライブに足を運んでくれる。こんなにうれしいことはないと語っていました。

こんなに今売れているバンドなのに本当に誠実でひたむきな人たちだなと思います。

今回のスタジアムライブはファンの熱量も非常に印象的でした。

メンバーを呼ぶ声があちこちから聞こえ、スタジアムに響いていました。

ファンもまたヒゲダンに対して真っすぐに思いを伝えている。

素敵な関係性だと思います。

そんなファンに対して、音楽を聴いてくれる人たちに対して、自分たちはいつでもそばにいるとそんな思いがこもった「Stand By You」だったのではないかと。

スタジアムに響く大合唱。

楽曲終わりに4人がコメントをした際、涙を流した藤原さん。

初日にはちゃんまつさんが泣いていたようですね。

大歓声のなか、初のスタジアムライブ 大阪公演は幕を閉じました。

OFFICIAL HIGE DANDISM LIVE at STADIUM 大阪公演 感想

ヒット曲オンパレードの熱狂に満ちたスタジアムライブでした。

初めてライブに来た人や1人で参加した人も決して置いていかないヒゲダンの優しさをひしひしと感じましたね。

本当に素晴らしいライブだったなと。

この場所に帰ってくると話していたヒゲダン。

その時が楽しみだなと感じますね。

maru

ラルクファン:通称ドエル歴13年。
初めて参加したライブは2015年「L`Arc~en~Ciel LIVE 2015 L`ArCASINO」です。
主にラルク関連の話題を中心とした記事を投稿しています。

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