King Gnu CLOSING CEREMONY 大阪公演 感想について
バンド史上最大規模となるKing Gnuのスタジアムツアー「CLOSING CEREMONY」。
本日より神奈川・日産スタジアム公演がスタート!
2日間合わせて約15万人を熱狂の渦に巻き込むことでしょう!
3rd アルバム「CEREMONY」を昇華したリベンジツアー。
初日となる5/20(土) 大阪・ヤンマースタジアム長居公演の感想をお伝えします。
目次
King Gnu Stadium Live Tour 2023 CLOSING CEREMONY 開演までの様子
会場のヤンマースタジアム長居がある長居公園には11時半頃に到着!
King Gnuのライブ、スタジアムライブともに参加が初めてだったので、期待に胸が膨らんでいました!
ヤンマースタジアムに向かう前にひとまず腹ごしらえ!
公園入口のすぐ側にある「ヤンマーマルシェ長居」で昼食を取りました!
メニューは「国産ビーフとカラメルのコク旨カレー」。
辛すぎず、深いコクもしっかり出ていて食べ応え抜群です!
まずはエネルギーをしっかり充填! 会場へと向かいます!
CLOSING CEREMONY
垂れ幕・ツアートラック
アリーナレフト入口付近にて「CLOSING CEREMONY」の垂れ幕とツアートラックが設置されていました!
スタジアムライブとあって、13時頃にはかなりの人だかりが出来ていました!
垂れ幕やツアートラックを背景に写真を撮る人が大勢いました!
こうしたライブならではの昂揚感、お祭り感は何度行っても楽しいな~と思います!
セトリ予想のプレイリストを再生しつつ、グッズ会場へと向かいます。
グッズ会場
グッズ会場は、ヤンマースタジアム長居から少し離れた競技場「ヤンマーフィールド長居」です。
今回の「CLOSING CEREMONY」はグッズ販売で整理券制度を導入しています。
事前に公式LINE上にて整理券を受け付け、番号によって購入時間が決められていました。
グッズ購入入口でもLINEのQRコード看板が置かれていて、後回しにはなりますが番号を取得できるように工夫されていました。
King Gnuスタッフ滅茶苦茶手際がいいですね!
9:00など朝早い時間は人数自体多くないので、時間がやや前倒しになっていました。
13時頃だとさすがにペースダウンしていましたが、それでも30分ほど早く入場!
お目当てのマフラータオルも無事にゲット!
ほくほくで会場に戻ります。
ツアートラック前で記念にパシャリ!
いよいよ開場! 場内へと向かいます。
普段行くライブが撮影禁止のものばかりなので、King Gnuのライブ中以外は撮影可というアナウンスは驚きましたね!
みなさんパシャパシャ写真を撮っているのが不思議な光景でした。
ただ、写真を撮ったらSNSで呟く人も多いので、結果的にアーティストの宣伝になる部分も大きいんだろうな~と思いますね!
King Gnu Stadium Live Tour 2023 CLOSING CEREMONY セットリスト
アルバム「CEREMONY」を締めくくる今回のスタジアムツアー。
King Gnuとしては最大規模のライブとなります。
アルバムタイトルにちなんで会場BGMは、架空の?オリンピックアナウンスが流れていました。
5/20(土)、大阪・ヤンマースタジアム長居は澄み切った快晴です!
晴れ渡る空とステージを眺めながらライブスタートを待つのは、気分が非常によかったですね!
ライブに向けて今回セトリ予想を考えて臨んでいました。
セトリ予想はこちらから!
「CEREMONY」を昇華して臨んだリベンジツアー。セットリストは以下の通りです。
5/20(土) 大阪・ヤンマースタジアム長居公演 セットリスト
1.開会式
2.飛行艇
3.Tokyo Rendenz-Vous
4.Teenager forever
5.BOY
6.雨燦々
7.傘
8.小さな惑星
9.ユーモア
10.Don`t Stop the Clocks
11.カメレオン
12.三文小説
13.泡
14.幕間
15.どろん
16.Overflow
17.Prayer X
18.Slumberland
19.Stardom
20.一途
21.逆夢
22.壇上
23.サマーレイン・ダイバー
24.閉会式
アンコール
25.白日
26.McDonald Romance
27.Flash!!!
楽曲の感想
1.開会式
開演時間を少し過ぎ、今回のツアー参加のホーン隊・ストリングス隊が入場します。
演奏されたのは「CEREMONY」1曲目を飾るSE「開会式」。
生演奏の荘厳な雰囲気に酔いしれます…!
程なくして、King Gnuメンバーも入場してスクリーンに映し出されます。
画面上には「CEREMONY」の聖火台に炎の魔人のようなものが現れ、タクトを振っています。
高まる会場の熱気! ライブがいよいよ始まるという期待に声が沸き上がります。
曲が終わり、King Gnuメンバーも演奏をスタート!
「CLOSING CEREMONY」開幕です!!
2.飛行艇
「CLOSING CEREMONY」最初を飾ったのは「飛行艇」でした!
湧き上がる会場! やはり序盤を盛り上げるパワーを持った曲だと思います。
今回のスタジアムツアーは念願の声出し解禁ライブ!
Cメロでボーカルの井口さんが観客に歌うよう促します。
歌声で揺れるヤンマースタジアム。
約5万人の熱気がスタジアムを包みます。
「King Gnu 始めるぜ」
常田さんの掛け声に歓声が上がり、そのまま次の曲へと続きます。
3.Tokyo Rendenz-Vous
いきなり!?というのが真っ先に感じました!
今回がKing Gnuライブ初参加なので、Amazon Prime配信中の「King Gnu Live at TOKYO DOME」を観て予習バッチリで今回臨みました。
ドームの印象で終盤盛り上げ曲だと感じていたので、一気に予想が覆ります!
この曲がインディーズ曲だというのが信じられないですね!
King Gnuというバンドの実力を感じます。
全く次の曲が分からなくなった状態でさらに次の曲へと!
4.Teenager forever
いきなり!?これは予想してたセトリとは違うものになるなと感じましたね。
合唱が滅茶苦茶楽しいですね!
アップテンポで盛り上がる曲なので、気分が高まります!
Twitter上でKing Gnu公式アカウントより「CLOSING CEREMONY」の1曲目~3曲目予想が行われていましたが、当てられた人はいるんでしょうか(笑)
この序盤3曲の時点でバンドの構成力をまざまざと感じさせられました!
5.BOY
意外な流れが続きます!
King Gnuの中では恐らくトップクラスにポップな楽曲。
タイアップの「王様ランキング」にもピッタリな優しい雰囲気が素敵な曲です。
ここまでKing Gnuのポップソングがかなり続いているなと感じていました。
これは後半にロック・ダークソングオンパレードになるぞ!と内心ウキウキしていましたね(笑)
6.雨燦々
ここで確信しましたね!
「今回のツアー、後半ゴリゴリセトリだ! やった~! 」
内心大はしゃぎです(笑)
井口さんの歌声に心が浄化されていくようでした!
合唱も楽しかったですね!
改めて力をもらえる良い曲だなと感じました!
7.傘
ここで「CEREMONY」の楽曲を投入!
前回の東京ドーム公演では披露されなかった「傘」はここで演奏です!
おしゃれなメロディに聴き惚れます!
ここからしばらく「CEREMONY」のターンが続くか、アコースティックコーナーに入るか、どちらになるかなと感じていました!
8.小さな惑星
ここで来たか!と思いましたね。
2020年の「CEREMONY」ツアーでは演奏されなかったので、今回が初披露となります!
楽器隊ももちろん素晴らしいですが、本当に井口さんの歌唱力が高い!
テレビやライブ映像で見たそのままの歌声です!
本当にKing Gnuは超実力派のバンドだなと感じましたね!
9.ユーモア
「CLOSING CEREMONY」個人的ハイライトその①
楽曲前に少しMCを挟みます。
常田さんの前のピアノスペースが喫煙申請を出しているらしく、井口さんがおもむろにたばこを吸い始めました。
滅茶苦茶おいしそうに吸ってましたね(笑)
常田さんもたばこを吸い始め、スクリーンにアップで映し出されます。
あまりにも色気があり過ぎる……。
客席から声が上がっていました!
思わず私もかっこいいと呟いていましたね!
MC中のギターが恐らく「破裂?」のイントロだったので、次の曲だろうなと感じていました。
少し日が落ち始め、徐々に夜の気配が近づいてきます。
このスタジアムの情景の中、披露されたのは「ユーモア」でした。
控えめに言ってもう最高でしたね!!!
アコースティック風のアレンジで演奏されていたと思います。
テンポがかなり難しい曲だと思っているのですが、楽器隊・井口さんのボーカルともにバチっと決まっていました!
本当にかっこいいバンドだなと感じましたね!
10.Don`t Stop the Clocks
ストリングス隊のアレンジが非常に美しかったです…。
セトリ予想に入れていたので、演奏されたのが嬉しかったですね!
アコースティックアレンジが映える曲だと思います。
ユーモアに続き、日が沈み始めたスタジアムの景色との相性は抜群です!
スタジアムのシチュエーションを最大限活かしたセットリストが本当に素晴らしいなと!
11.カメレオン
イントロが東京ドーム公演とは異なったアレンジで披露されました。
楽曲のライブアレンジはある程度固定されることが多いですが、柔軟に変えてくるところにKing Gnuの実力が見えますね!
美しいメロディと歌詞! 本当に大好きな曲です。
じっくりと浸るように聴き入っていました。
12.三文小説
「CLOSING CEREMONY」個人的ハイライトその②
常田さんのピアノ演奏が奏でられます。
聞き覚えのあるメロディ…。
名曲「戦場のメリークリスマス」の一節をアレンジしたものです。
まさかここで聴けるとは思わなかったので驚きでした。
坂本龍一さんへの敬意を感じる演奏でした。
そこから流れるようにピアノ演奏が続き、始まった楽曲は「三文小説」でした。
「戦場のメリークリスマス」から「三文小説」に繋がるとは…。
天才としかいいようがないアレンジです!
本当に素晴らしいアレンジでした!!
ここまでライブ映えする楽曲だとは思いませんでした。
とにかく美しく、ただただ聴き入っていました…。
スタジアム中に響き渡る井口さんの歌声が印象的でしたね!
13.泡
「CLOSING CEREMONY」個人的ハイライトその③
イントロが聴こえた瞬間、ついに来たと思いましたね!
個人的には、一番ライブで化けた曲ではないかと!
暗くなり始めた空、青色のレーザーライトが会場を駆け巡ります。
とにかく圧倒されたというのが一番の感想ですね!
スタジアムに響く鼓動音。
スクリーンには波のような映像が出ていました。
まるでスタジアム全体が巨大な生き物になったようでした。
その生き物の中で命の波を感じているような…。
演奏と演出、King Gnuの真骨頂を垣間見たと思います。
14.幕間
「CEREMONY」の中盤を担うSE「幕間」。
こちらもホーン隊・オーケストラ隊による生演奏で披露されました。
ゆったりとした優雅なメロディに心が癒されます。
日が落ち切り、薄暗い夜の雰囲気に包まれるヤンマースタジアム。
後半戦開幕の狼煙が上がろうとしていました。
15.どろん
ここからロック・ダークソングモード突入です!
怪しげなイントロ、サイレン音が会場に鳴り響きます!
スクリーン上の映像もノイズがかかったような演出になっていました。
時に色すらぼやけ、メンバーの輪郭が失われていきます。
迫りくるようなひりついたサウンドにテンションは最高潮です!!
16.Overflow
流れるように次曲へと繋がります!
常田さんの提供曲「Overflow」のセルフカバーです。
「どろん」からの繋ぎが素晴らしかったですね!
井口さんの高音が会場を揺らします!
17.Prayer X
このタイミングで来たか!という印象でした。
美しくも怪しいメロディに虜になります!
楽曲自体は聴き入る曲というイメージでしたが、意外と合唱曲の部類に入るんだなと!
周りの方に嫌がられたり迷惑をかけたりしない程度に、でも誰よりも大きい声で歌うようにしましたね!
18.Slumberland
来た! 常田さんの独壇場です!
拡声器が本当に映えますね!
原曲からかなり大きなアレンジを加えているこの楽曲。
サビ以外はほとんど原型がないです(笑)
それでも成立させられるのが素晴らしいですね!
アリーナが滅茶苦茶ジャンプしていたのも印象的です!
19.Stardom
待ってました!
ライブで聴くとより熱気を感じられる楽曲でした!
この曲を一番合唱したいと思っていたので嬉しかったですね!
スクリーンに映る「STARDOM」の文字。
約5万のヌーの大群の声が響きます。
改めてこの曲は群れが大きくなればなるほど映える曲だと思いますね!
20.一途
前曲でテンションが上がり過ぎて、一瞬何の曲が来たのか反応が遅れました(笑)
無数のレーザーライトが素早く会場を照らします。
体感本当にあっという間でしたね!
ライブもかなり終盤へと近づいてきました!
21.逆夢
「一途」からの「逆夢」は最高ですね!
この曲も聴きたかったので、嬉しかったです!
冬の気配と人の温かさ、愛を感じる曲です。
サビで手を振る観客の姿も印象的でした!
22.壇上
「CLOSING CEREMONY」個人的ハイライトその④
会場が静寂に包まれ、常田さんのピアノと歌声が響きます。
3rdアルバム「CEREMONY」の実質的なラストソング「壇上」。
常田さんがKing Gnuの解散した時を思い浮かべ作ったというこの曲。
一つ一つの言葉を丁寧に確かめるように歌い上げる常田さんの歌唱が素晴らしかったです!
常田さんというアーティストの優しく繊細な感性がダイレクトに伝わってきました。
「最終列車」というフレーズから楽器隊と井口さんの歌声も加わります。
原曲でも同じ構成なのですが、なんだかグッと来てしまいました…。
King Gnuの作詞・作曲は常田さんが手掛けており、バンドの世界観の核を作っています。
ただ、King Gnuは4人それぞれが天才の音楽家集団です。
それぞれがアレンジを加え、意見を交え、支え合い歩んできたであろうバンドとしての時間。
その一端を感じられたような気がしました。
スクリーンに走馬灯のようにこれまでの歩みが映し出されたのもそう感じる要因だったのかもしれません。
本当に素晴らしい演奏でした。
23.サマーレイン・ダイバー
美しい讃美歌のような歌声が響きます。
King Gnuのライブを締めくくる曲として定番となっている「サマーレイン・ダイバー」。
東京ドーム公演でもラストソングとして披露されました。
歌声に反応し、会場が一斉にスマホのライトを点灯させます。
約5万人の合唱とともに光が揺らめくヤンマースタジアム長居は本当に美しかったです…。
Amazon Prime配信で見た景色の中にいることが感慨深かったですね。
24.閉会式
一旦メンバーが会場を後にして、しばし静寂が訪れます。
ほどなくして、ステージ上が照らされました。
そこにはチェロを携えた常田さんの姿が!
常田さんが! チェロを生演奏している!?
楽曲は「CEREMONY」を締めくくるSE「閉会式」。
まさか常田さんの生演奏で聴けると思わなかったので大興奮です!!!
気迫を感じるとともに上品で美しい演奏が会場を満たします。
いよいよ「CEREMONY」の閉幕の時間が来るんだなと思わされました。
アンコール
25.白日
本編の間、途中で気づいた方もいるんじゃないかと思われます。
『あれ?「白日」演奏してないぞ?」と。
私もその1人でした(笑)
アンコール1曲目での披露となりました。
個人的には、これがKing Gnuというバンドの底力だと思いました。
つまり、バンド知名度を一気に上げた代表曲をアンコールまで置いた状態で本編セトリが組めるということです。
改名前から活動があったとはいえ、King Gnuとしてのバンド歴は5年間ほど。
この短期間で恐らくバンドで一番有名な曲を最後まで置いた状態でセトリを構成できるのは普通有り得ないことだと思います。
とんでもないバンドだなと改めて感じました。
PVを思わせるモノクロ調の映像とともに響く美しい歌声が最高でした!
26.McDonanld Romance
インディーズ時代から演奏されている等身大のKing Gnuを感じる1曲。
東京ドーム公演の映像を見て印象に残った曲だったので聴けてよかったなと!
観客の歌声を聴き、嬉しそうなメンバー達が印象的でした。
観客全員でずっと歌うのが楽しかったですね!
27.Flash!!!
「CLOSING CEREMONY」ラストの曲は「Flash!!!」でした!
ほとんど曲は出し尽くしたはず…。
一体ラストはどう締めくくるんだろうと考えていましたが、そう来たか~!と
会場もノリノリです! ジャンプし続け悔いのないように盛り上がっていました!
最後に初期King Gnuの代表曲を持ってくるのがいいなと思いましたね!
曲の最後には無数の花火が打ちあがり、歓声が上がります!
スタジアムライブに相応しいド派手なラスト!
最高の締めくくりでした!
コロナの制限を乗り越え、3年振りとなる声出し解禁が行われた今回の公演。
観客はもちろんですが、メンバーが本当に楽しそうだったのが印象的でした。
3rdアルバム「CEREMONY」を見事に昇華し、現在のKing Gnuの総まとめになるような圧巻のライブを体感しました!!!
King Gnu CLOSING CEREMONY 大阪公演 感想について まとめ
初のKing Gnuライブでしたが、芸術的で最高に盛り上がれる熱狂のライブを存分に味わえました!
またタイミングを見て次のライブも参加したいところです!
好きなアーティストがどんどん増えていきます(笑)
本日からはツアーラストの場所となる日産スタジアム公演がスタート!
次に向けた何らかの発表があると嬉しいですね!