Aimer 10th Anniversary Final “Cycle de 10 ans” 感想について
Aimerさんのデビュー10周年を締めくくるツアー「”Cycle de 10 ans”」。
これまでの歴史を振り返るとともにこれからへの強い想いを感じられた歴史に残る一夜でした。
このツアーから大阪城ホールで行われたツアーファイナルの感想についてお伝えします。
目次
Aimer 10th Anniversary Final “Cycle de 10 ans”
開演までの様子
Aimerさんのライブに参加するのは、前回ツアー「”Walpurgisnacht”」以来2回目です。
会場には、「残響散歌」のCDジャケットをモチーフにしたフォトスポットも設けられていました。スタッフさんが待機して写真を撮ってくれていたのでめちゃくちゃ親切でしたね!
ただ、私は映るのが恥ずかしくてスポットだけ写真に収めていました(笑)
予定時刻よりやや早い14:55頃に入場が開始されました。
席は2階席中段あたりのステージ真正面の位置でした。
会場全体が見渡せる絶好のスポットです!
Aimerさんライブではお馴染みの洋楽カバーがBGMとして流れていました。
開始時刻から5分程過ぎたときに照明が暗転しライブの幕が上がりました!
Aimer 10th Anniversary Final “Cycle de 10 ans” 大阪公演 10/16(日)セットリスト
0.TWINKLE TWINKLE LITTLE STAR -prologe-
1.悲しみはオーロラに
2.あなたに出会わなければ ~夏雪冬花~
3.StarRingChild
4.Brave Shine
5.Stars in the rain
6.Hz(ヘルツ)
7.Ref:rain
8.Black Bird
9.花の唄
10.オアイコ
11.コイワズライ
12.Ivy Ivy Ivy
13.残響散歌
14.Run Riot
15.ONE
16.蝶々結び
アンコール
17.ポラリス
18.六等星の夜
Aimer 10th Anniversary Final “Cycle de 10 ans” 大阪公演 10/16(日) 感想
0.TWINKLE TWINKLE LITTLE STAR -prologe-
会場が暗転した後バックスクリーンに星空が映し出されました。
ライブSEは、世界的に有名な童謡「きらきら星」の原曲カバーです。
ファンの方はご存じと思いますが、1stアルバム「Sleepless Nights」に収録されている楽曲です。
つまり1曲目は「Sleepless Nights」の曲からスタートなのかな?と聴きながら考えていました。
SEが止まり、暗がりの中で少しだけ照らされるAimerさん。
静寂の中に歌声が響き渡り、1曲目が始まりました。
1.悲しみはオーロラに
“Cycle de 10 ans” 1曲目を飾ったのは悲しみはオーロラにでした。
バックスクリーンに移されるオーロラを背に歌が紡がれていきます。
この楽曲はデビューシングルと1stアルバムの両方に収録されています。
いわばAimerさんの原点ともいえる曲です。
孤独に寄り添う楽曲を作ってきたAimerさんの始まりを感じられる選曲。
暗がりの中響くこの曲は神秘的でアニバーサリーにふさわしいと感じました。
2.あなたに出会わなければ ~夏雪冬花~
雪の映像が流れる中、2曲目に続きます。
この曲も初期のAimerさんを代表する楽曲です。
ラスサビ前に少しだけAimerさんが照らされる演出がめちゃくちゃグッときました!
個人的には、キー下げverのほうがしっとり感が増して好きだなと思います。
3.StarRingChild
2曲続けて「Sleepless Nights」の楽曲が披露され、あの時は暗闇の中にいたと語るAimerさん。
初めて光を感じた曲たちという紹介のあとに披露されました。
MCを聴いてRE:I AMかな?と思いましたが、初日に披露されていたようですね。
個人的には、ガンダムUCがAimerさんを知るきっかけになった作品なので嬉しかったです!
力強い歌声と左右に広がっていくステージ。
大阪城ホールのような大きい会場だからこそできる迫力ある演出は、
曲の世界観をより広げてくれるな~と感じました!
4.Brave Shine
光という点だとやはりこの曲も外せません!
Aimerさんの強い決意を感じられるこの楽曲。
前回のツアーでは、最後の曲として披露されました。
赤色の照明が曲の世界観にマッチしてめちゃくちゃカッコよかったですね!
この曲もAimerさんの歴史を語る中では外せない楽曲だなと改めて感じました。
5.Stars in the rain
“Cycle de 10 ans” 個人的ハイライトその①
久しぶりの曲をという紹介の後に披露されました。
アルバム「daydream」の最後を飾るこの楽曲。
透き通る旋律と歌声が本当に美しい曲だなと思います。
セピア調の映像の中、どこまでも伸びていくようなAimerさんの歌声に心が浄化されていきました。
6.HZ(ヘルツ)
めちゃくちゃ聴いたことあると思いながら曲名が思い出せませんでした…。
(Aimerさんファンの皆さんごめんなさい!)
Aimerさんが楽しそうにずっと飛び跳ねていたのが印象的でしたね!
曲に応えようと腕をずっと振っていたのが楽しかったです!
この曲の後にバンドセッションが披露され、Aimerさんは服装チェンジに入りました。
本当にAimerさんの楽器隊の演奏力は、凄まじいなと思います…!
7.Ref:rain
雨を思わす映像とともに披露されました。
繰り返すという意味のリフレインと雨とともにめぐる季節を重ねた曲です。
時間は進んでいくのに自身の気持ちは増すばかりでリフレインする。
そんな様子を表す切なくて美しい曲だなと感じます。
個人的には予想外の選曲でしたね!
8.Black Bird
セトリ予想にも入れていて聴きたいと思っていたので嬉しかったです!
こうしたダークで闇を感じさせる世界を表現できるのもAimerさんの魅力だなと思います。
なかでもBlack Birdは代表的な曲ですね!
9.花の唄
“Cycle de 10 ans” 個人的ハイライトその②
よりディープな世界にと披露されました。
壮大で悲しくも美しい楽曲です。
ホールクラスだと演出も大掛かりなものが出来るので、大きい会場が似合う曲だなと感じました。
ここまで続けてアルバム「Penny Rain」から3曲が披露されました。
雨をテーマにしたアルバムですが、なかでも強い決意を感じさせるものが選ばれたと思います。
活動中期からロックな曲も歌うようになり、暗く重い世界観も表現するようになったAimerさん。
楽曲の変化を感じさせながらもアニバーサリーにあった曲が選ばれたように感じました。
10.オアイコ
配信リリースされた新曲。
恋愛バラエティ番組のテーマソングとなっています。
思わず口ずさんでしまうポップでかわいい曲だなと思います。
カタオモイ同様今後も演奏されていってほしいですね。
11.コイワズライ
前曲と同じく恋愛バラエティ番組のテーマソング。
アルバム「Sun Dance」に収録されています。
アルバム曲にもかかわらず、こちらも知名度の高い楽曲です。
爽やかで切ないメロディが素敵ですね!
会場はハンドクラップで盛り上がっていました!
12.Ivy Ivy Ivy
12月発売のミニアルバム「deep down」に収録される新曲です!
ポップで盛り上がる明るい楽曲です!
サビで手を横に振るのがめっちゃ楽しかったです!
Aimerさんの新しい代表曲になりそうですね!
13.残響散歌
今のAimerさんを代表する曲といえばやはりこの残響散歌です!
声はなくともきた瞬間、盛り上がりが一段階増す曲だと思います。
「”Walpurgisnacht”」でもあった和を思わす煌びやかな映像も健在です!!
腕を振って盛り上がっていました!
14.Run Riot
カップリング曲にもかかわらず、すっかり定番曲の仲間入りです。
音源で聴いた時から好きでしたが、ライブで化ける曲の1つだと思います!
今後のライブでも続けて演奏されてほしいですね!
15.ONE
それまでは静かな楽曲が多かったAimerさんの幅を広げるきっかけとなった曲です。
この曲もアニバーサリーでは外せない大切な曲の1つですね!
ONEがきたら会場の一体感がとても強まるなと思います。
16.蝶々結び
本編ラストの曲は蝶々結びです。
人との繋がりの在り方を蝶々結びに例えたこの楽曲。
RADWIMPSのボーカル 野田洋次郎さんが作曲したことでも有名な曲ですね!
恋愛的な側面が強い曲と思っていましたが、今回は聴こえ方が違いました。
これまでのAimerさんの歩みとファンとの絆。
10年の歴史のなかで紡いできた「縁」を思わせるような曲に聴こえました。
今までとは違った魅力を今回のツアーで魅せた曲の1つだと思います。
改めて素敵な曲だなと感じましたね!
アンコール
17.ポラリス
“Cycle de 10 ans” 個人的ハイライトその③
個人的なことですが、ライブに行き始めたのは最近ですがAimerさんの曲は昔から聴いていました。
なかでもポラリスはよく聴いていた楽曲の1つです。
学生の頃、夕焼けと夜が混じるような深い青色の空模様の時間に聴くのが好きだったな~と。
そんなことを思い出しました。
1つ1つ言葉を丁寧に歌っているなと感じました。
Aimerさんが今伝えたいことが詰まっているんだろうなと思いました。
最後のフレーズを歌う前の溜めに思わずグッときますね!
18.六等星の夜
今思えば最後はこの曲以外になかったですね!
Aimerさんにとってもファンにとっても大切なデビューシングル。
全ての始まりの楽曲です。
10年の歳月を重ねて歌われる六等星の夜は、強い決意と優しい想いに満ちていました。
今回の10周年ツアー
「”Cycle de 10 ans”」。
タイトルの意味は、10年のサイクルです。
そのタイトルの通り、今回のライブは「Sleepless Nights」で始まり、「Sleepless Nights」で終わる構成になっています。
このサイクルのなかでも様々な変化があり、その歴史と想いを感じられるセットリストでした。
10周年アニバーサリーの終幕にふさわしい素晴らしいコンサートだったと思います。
Aimer 10th Anniversary Final “Cycle de 10 ans” 大阪公演 10/16(日) 感想まとめ
1つのサイクルを終え、次の10年に向けて付いてきてほしいとAimerさんは語りました。
来年には早くも全国3都市6公演行われるアリーナツアーが決定しています!
次の10年に向けての最初の1歩。
今度はどんな世界が見られるのか?
期待をするとともに楽しみに次の春を待ちたいと思います。