中村佑介20周年展について
今回は、イラストレーター・中村佑介のこれまで軌跡を辿る展覧会「中村佑介20周年展」の感想をお伝えします。
圧倒的ボリュームのイラスト・原画の数々はファン必見です!
イラストレーター・中村佑介とは?
中村佑介は、大阪芸術大学出身のイラストレーターです。
ポップかつアーティスティックな絵柄は独自の個性を放ち、多くのファンを魅了しています!
様々なジャンルの方とコラボしている中村佑介ですが、音楽とゆかりの深い方なんです!
自身も2005年にバンドを結成し、音楽活動をスタート!
坂本冬美、秦基博、さだまさし等々超有名アーティストのCDジャケットを多数担当しました。
なかでも代表的なものが、
ロックバンド・ASIAN KUNG-FU GENERATION(通称:アジカン)のジャケット作品です!
入口を抜けるとアジカンの楽曲が流れる空間。
そこには、中村佑介の作品たちが所狭しと飾られていました!
目次
中村佑介20周年展 感想
まず飾られていたのは、歴代のアジカンCDジャケットのイラストでした!
アジカンと中村佑介の繋がりは深く、デビューアルバム『崩壊アンプリファー』からイラストを手掛けてきました!
近年のアジカン作品のCDジャケットを担当していたのは知っていましたが、初期作品からずっと続けているのは初めて知りました!
ルーツについて深く知ることが出来るのも展覧会のいいところですね!
また、この展覧会なんと全作品写真撮影可能という大盤振る舞い!!
じっくり見たい気持ちがありながらもついシャッターを押してしまいます(笑)
私自身この展覧会で最も気になっていたのが、森見登美彦作品のイラストです!
中村佑介を代表する最も有名な作品の1つです!
展覧会の中盤頃にこの作品群ももちろん展示されていました!
森見登美彦の「四畳半神話大系シリーズ」「夜は短し歩けよ乙女」など貴重なイラストや原画の数々がずらりと並んでいます!
あの有名なイラストの原画がこんなにも~と大興奮で眺めていました!!
展覧会の合間合間には、イラストのパネルも展示されていました!
展示会での説明文の中に「中村佑介のテイストをモチーフにした絵柄も多く現れた」という旨の言葉がありました。
本当に唯一無二の絵柄だなと改めて思います!
中村佑介20周年展 感想 まとめ
入場料1000円では安すぎるほどの圧倒的イラスト・原画の数々を目撃しました!
中村佑介20周年展は、今後東京を巡回予定です!
イラストレーター・中村佑介の世界観を体験したい方は、9月末から公開の映画『四畳半タイムマシーンブルース』でキャラクター原案を担当しているのでぜひご覧下さい。
中村佑介展はこれまでも開催されてきたので、また何かの節目に行われるといいですね!
参考文献
中村佑介展 中村佑介20周年展 YUSUKE NAKAMURA
中村佑介展 | 中村佑介20周年展 YUSUKE NAKAMURA (yn-ex.com)